中古戸建・中古マンションを購入する時の流れについて詳しく説明!

不動産

住宅を購入する際には、多くの人が心配や不安を抱えることがあります。

それもそのはず、住宅購入は人生の中でも非常に重要で大きな買い物ですから。

特に中古住宅の場合、失敗する可能性もあるかもしれません。

しかし、そうした失敗を防ぐためには、最初から住宅購入の流れや気をつけるべきポイントを理解しておくことが非常に重要です。

この記事では、中古住宅を購入する際の流れや必要な期間について詳しくご説明いたします。

また、物件選びの際のポイントや、住宅購入に関するよくある質問もまとめているので、中古住宅の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

中古戸建・中古マンション購入手続きの流れ

中古住宅を購入する際の流れと必要な期間について、詳しく説明いたします。

事前に流れを把握しておくことで、物件探しや契約手続きをスムーズに進めることができますので、ぜひご確認ください。

購入申し込みをする

最初には、売主側に向けて、住宅の購入意思を示すために、購入申込書を書く必要があります。

この申込書は、売主に対してあなたの意思を伝えるためのものであり、売主側がそれに基づいて動いていくことになります。

申込書を提出した後は、個別の交渉が行われます。

この交渉では、お互いの条件を調整していきます。

つまり、価格や支払い方法、引き渡しのタイミングなどを話し合って合意しなければなりません。

お互いが購入条件で合意した場合、売買契約に進めることになります。

売買契約は、買主と売主の間で成立する取引の合意を形式化するものです。

この契約では、物件の詳細や買主と売主の責任などが明記されます。

また、売買契約の際には、申込証拠金と呼ばれる金額の支払いが求められることもあります。

この証拠金の金額は、通常1万円から10万円程度となります。

ただし、申込証拠金は法的な拘束力を持つものではありませんし、必ずしも支払う必要はありません。

ただし、申込証拠金を支払うことで、売主側に対して住宅購入の本気度を示すことができます。

これにより、他の買主よりも優位に立つことができるかもしれません。

つまり、支払った証拠金は、あなたが真剣に物件を購入したいという意思を売主に伝える手段となるのです。

住宅ローンの事前審査を申込む

中古住宅を購入し、住宅ローンを組むためには、最初に事前審査を受ける必要があります。

最近では、多くの金融機関がインターネットを通じて事前審査を行うことができるため、忙しい方でも手軽に申込みをすることができます。

事前審査にかかる所要時間は、金融機関によって異なりますが、一般的には2〜3日程度が目安とされています。

事前審査は本審査と比較して、提出書類が少なく、手続きが簡略化されているため、結果が即日で出ることもあるのです。

不動産会社から重要事項説明を受ける

物件を購入する際には、宅地建物取引士から重要な事項の説明を受けることが求められます。

この重要事項説明では、不動産売買契約をする前に行われることが一般的です。

重要事項説明の内容は、通常、物件の詳細や取引条件について説明されます。

そのため、分からない点があれば、この時にきちんと質問することが重要です。

具体的には、中古住宅を購入する場合、重要事項説明には1.5時間から2時間程度がかかることが一般的です。

この時間は、詳細な説明や質問に十分な時間を取るための目安となります。

重要事項説明では、物件の状態や建物の構造、築年数、土地の所有権などについて詳しく説明されます。

また、取引条件や支払い方法、売買契約の流れなどについても説明があります。

重要事項説明は、大切な段階であり、物件の購入に関する重要な情報を提供してくれる機会です。

作業にかかる時間は、不動産の種類や状況によっても異なる場合がありますが、いずれにせよじっくりと時間を取り、内容を理解することが大切です。

重要事項説明では、契約前に納得のいく情報を得ることができ、後悔しない購入をするための重要な手続きのひとつです。

売主様と不動産売買契約を締結する

不動産会社の人から、大事なことの説明を受けて、住宅ローンの審査が通ってから、不動産の売買契約を結びます。

売買契約には、契約書以外に、手付金や印紙代、不動産会社への仲介手数料が必要です。

一般的には、これらの費用は数十万円から100万円以上になるので、一度にまとまったお金を用意しておくべきです。

また、大事なことの説明と売買契約は、売り手・買い手・不動産会社の3人が一緒になって行います。

スケジュールを合わせる必要があるので、物件の見学からしても、遅くとも1週間後くらいを見込んでおくべきです。

住宅ローンの本審査を申込む

住宅を購入する際には、住宅ローンの本申請を行わなければなりません。

しかし、事前審査に通ったからといっても、本審査で落ちてしまう場合もありますので、本審査の審査基準を事前に確認しておくことも非常に重要です。

一般的に、住宅ローンの本審査に必要な書類は以下の通りです

●住民票

●印鑑証明証

●源泉徴収票

●本人確認証明書

●売買契約書

●物件確認証明書

ただし、実際に必要な書類については、自身が申し込む金融機関に確認するようにしましょう。

住宅ローンの本審査の結果が出るまでには、1~2週間程度の時間をみておくことがよいでしょう。

ただし、場合によっては審査の手続きが長引き、1か月以上かかってしまうこともありますので、注意が必要です。

住宅ローンの審査手続きが長引く原因としては、以下のようなことが挙げられます。

1. 時期的に審査申し込みが集中している場合

2. 事前審査と本審査の間に転職などの変更があったため、追加の書類が必要となった場合

3. 返済負担率が高すぎる場合

住宅ローンの本審査が終わるまでには、転職や他のローンの借り入れなどの審査に影響するようなことは避けるように気を付けましょう。

これらの要点を押さえておくことで、スムーズな審査手続きが進められるでしょう。

住宅の引き渡しを受けて登記手続きを行う

ご質問の予定に従って、先程お支払いいただいた購入費用から支払った諸経費を差し引いた残金のお支払いを行います。

この残金のお支払いを「残代金の決済」といいます。

また、引き渡しの日には名義の変更や登記手続きを行い、すぐに引っ越しを行うことも可能です。

もし、即日での入居をご予定されているのであれば、事前に引越し業者への依頼を済ませ、引っ越しの準備を進めておくことをおすすめします。

そうすることで、スムーズに引っ越しを行うことができるでしょう。

まとめ

中古住宅を購入する場合、さまざまな手続きが必要となります。

手続きを効率的に進めるためにも、契約手続きの流れや必要な期間を事前に確認しておくことが重要です。

また、後悔しないようなマンションの購入をするためには、入居までの手順を理解するだけでなく、自分に合ったマンションを選ぶことが大切です。

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